転勤族の妻として、4回の引越しを経験。引越しに関しては結構慣れている転妻あさよです。
結論から言うと、引っ越して住所が変わったら運転免許証の住所変更は絶対にやった方がいいです
しかし、運転免許証の住所変更をしなくても特に罰則はありません。期限も定められていません
ただ!住所変更がされていないと最悪の場合「罰金」が課せられてしまったり、デメリットもあるので注意しましょう
罰金!それは最悪…
免許証の住所変更の手続きは、写真の撮り直しもなく平日の空いている時間帯だと20分程度で手続きが完了する簡単な手続きです
今回は「運転免許証の住所変更の流れや必要書類などの手続きに関する方法」の紹介です
結婚や離婚などで氏名が変わった時も同じような手続きになるので、氏名変更後や転居後のスムーズな手続きの参考に覧ください
免許証の住所変更に明確な「期限」はありません!
先ほども言いましたが、免許証の住所変更に「期限」は定められていません
その根拠や罰金などの罰則を詳しく見ていきましょう
引越し後・住所変更の期限
運転免許証の住所変更の期限は定められていません
しかし、住所変更の届け出を怠った場合「道路交通法第94条で2万円以下の罰金が課せられる」と定められています。
運転免許証の更新通知が届かず失効してしまう恐れがあるので、役所での住所変更が済んだら速やかに運転免許証の住所変更も行ってください
免許証の手続きに関しては道路交通法を参考にしましょう
免許を受けた者は、第九十三条第一項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、速やかに住所地を管轄する公安委員会(公安委員会の管轄区域を異にして住所を変更したときは、変更した後の住所地を管轄する公安委員会)に届け出て、免許証に変更に係る事項の記載(前条の規定による記録が行われる場合にあつては、同条の規定による記録)を受けなければならない。
引用元:道路交通法 | e-Gov法令検索
代理で住所変更の手続きはできる?
住所変更などの運転免許証の記載変更手続きは代理人でも行うことは可能です
しかし、代理人として申請できるのは同一世帯者などの住民票に併記された方に限られます
代理人申請に必要なものは住所変更時に必要な書類に加え、申請者と代理人の関係が記載された住民票と、代理人本人であることを確認できる書類です
免許証の住所変更を忘れると罰則や罰金はある?
第九十四条(免許証の記載事項の変更届出等)次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。
引用元:道路交通法 | e-Gov法令検索
罰則あるやん!って感じですが実際、住所変更手続きに「期限」定められていません
さらに、免許証の住所変更をしていなくて罰金した!という話も聞いたことはありません
3〜5年の免許証更新のときに同時に住所変更をしても、特に罰則はありません
免許証の失効の可能性もある?住所変更しないデメリット
「引越して免許証の住所変更をしなくてもいいじゃん!」と思った人も多いはず
免許証の住所変更をしていないデメリットは個人的に痛手なので、転勤族の私は引越し後すぐに住所変更をしています
免許証の住所変更をしないときのデメリットとは?
身分証明書として使えなくなる
免許証は1番身近に1番手軽に使える身分証明書です
マイナンバーカードよりも圧倒的に財布に入れて持ち運ぶタイミングが多い免許証
ジムの入会や買取サービス、さまざまな機関での身分証明書として使える免許証ですが、住所変更ができていないと「身分証明書」として使えません
身分を証明するために300円ほどの住民票をわざわざ発行するのも面倒ですよね。
引越し後は特に手続きも多いので、早めに免許証の住所変更をしておく方がいいでしょう
免許証の失効の恐れがある
免許証の失効は最大のデメリットではないでしょうか?
免許証の更新は、誕生日前に登録してある住所にハガキが届きます
郵便局に手紙の転送届出しているから大丈夫♪なんて余裕かましいていませんか?
郵便局の転居・転送サービスは1年で切れます
ということは、引越して2年目以降に免許更新がある人は更新ハガキが届かず、免許更新を逃してしまう可能性がかなり高まる!ということです
もしも、免許証の更新を忘れていたら?
うっかり紛失した場合、6ヶ月以内なら更新手続きは可能です 6ヶ月を過ぎると新たに運転免許証を取得しないといけない
すぐに警察署や運転免許試験場、運転免許センターなどに相談してください。
とにかく、引越したら免許証の住所変更しましょう!
免許証の住所変更に必要な書類や持ち物・手続きの方法
引越す前にすることは?
運転免許証は引っ越す前に必要な手続きは特にありません
住民転居届や転入届は引っ越し前後に役所へ行き事前に手続きが必要となりますが、運転免許証の場合は新しい住所への変更完了後のみでOKです
手続き場所
引越し後、市区町村での住所変更が終わったら手続き場所に指定されている場所へ行きましょう
まずは、市区町村で住所変更を済ませておきましょうね!
市区町村での住所変更が済んだら運転免許証の住所変更が可能となります
警察署・運転免許センター・運転免許試験場
- 平日:最寄りの警察署
- 休日:運転免許試験場・運転免許更新センター
お住いの地方によって手続きが可能な場所が異なります。事前にお住いの地域の場所確認をしておきましょう!
休日の混み合う時は、1~2時間かかる場合もあるので平日に行くと短時間で済みますよ♪
運転免許証の住所変更に必要なもの
- 運転免許証
- 運転免許証記載事項変更届(窓口でもらえます)
- 新しい住所が確認できる書類
(住民票・健康保険証・公共料金の請求書・公共機関からの郵便物など)
運転免許証
現在お持ちの運転免許証を必ず持っていきましょう
運転免許証記載事項変更届
各会場に設置されているので事前に準備する必要はありません
会場で用紙を貰いその場で記入します
新しい住所が確認できる書類
- 新しい住所の住民票
- マイナンバーカード(住所変更済み)
- 健康保険証(住所変更済み)
- 在留カード
- 新しい住所への消印付郵便物など
市・区役所・町村役場で住所変更した際に、住民票を1部でも発行しておくと何かと役にたつので住民票の発行をしておきましょう
免許証の住所変更のときの服装は?写真撮影はある?
服装は自由でOK!
実技試験などもなく、書類を提出するだけなので服装や靴はなんでもOKです
特に注意することはありません
証明写真の取り直しはある?
免許証の住所変更のときには写真の撮り直しはありません
今までの免許証の裏に新住所を印字されるだけなので、気合いを入れたメイクや髪型は必要ないですよ
それにしても、免許証の写真ってなんであんなにヒドい写りになるんでしょうね?笑
免許証の写真を盛りたい!ちょっとしたコツを紹介しています
免許証の住所変更をしないとどうなる?
運転免許証の裏面に新しい住所が書き足されたら住所変更手続き完了です!
写真の撮り直しなどの面倒な手続きは一切ありません
手続きにかかる時間は混雑具合によりますが閑散としていたら10分程度です
運転免許証の住所変更は意外と忘れがちですが、とても大事な手続きなので転居後は面倒くさがらず、必ず速やかに行いましょう♪