賃貸暮らしなんだけど、自分でできる防音対策が知りたい!
この悩みに答えます。
賃貸物件は一戸建て住宅や分譲マンションと違い、壁が薄かったり、リフォームをすることができないので自分で騒音対策をする必要があります。
騒音で眠れない、子供の泣き声が気になるなど騒音の悩みは人それぞれ。
しかし、騒音を放っておくとストレスを感じ生活にも支障が出てきます。
そこで今回は「賃貸物件向け!自分でできる防音対策」について紹介しています。
賃貸物件で防音対策をする必要性
騒音によるストレスは生活にも影響する
防音性の低い賃貸物件だと、車のエンジン音や電車の音など絶えず騒音が発生するので注意しましょう。
電車の走る音が気になり、睡眠に問題が起きてしまうと健康にも支障が起こります。
些細なことですが、毎日の騒音ストレスは精神的にも辛くなるので、防音対策が必要です。
騒音が原因で近隣トラブルが起きてしまう
賃貸物件の防音性が低いと、生活音だけでも近隣住民とのトラブルの原因になります。
例えば、ペットや子どもの足音・泣き声なども防音対策をしておくことでトラブルを回避することが可能です。
賃貸の防音が低い、気になる場合は、しっかり防音対策をしておくことで事前にトラブルを避けましょう。
プライバシーを守るためにも防音対策は必要
室内の生活音が漏れることでプライバシーに関わる情報が漏出してしまう恐れがあります。
賃貸の防音性が低いと、電話や会話なども近隣住民に聞かれてしまうことがあるので、防音対策が必要になってきます。
大事な話や聞かれたくない内容もあると思うので、プライバシーを守る上でも防音対策をしておきましょう。
テレワークや在宅ワークをしている人は、仕事の内容が筒抜けになる可能性が高いので、防音対策はしておいた方が安心ですね。
賃貸物件の防音・遮音対策!おすすめ7選
【賃貸の防音対策①】防音・遮音マットを床に敷く
防音マットを敷くことで、子どもやペットの足音・トレーニング器具の音などが軽減されます。
また、冬は底冷え対策にもなるので非常に便利な防音アイテムです。
床全体に防音マットを敷くと金額も高くなるので、特に騒音が気になるスペースのみでも敷くと効果が期待できます。
子どもがいる家庭やトレーニングでの防音対策で使いたい場合は、ジョイントマットのような水や汗に強い防音マットがおすすめです。
Amazonで人気の高い防音ジョイントマット
「100均の物と比べると段違い」「厚みがあって防音対策には良い」という高い口コミが多いです。
通常、30cm×30cmのジョイントマットが多い中、こちらは60cm×60cm(厚さ1.2cm)と大判で使いやすいと評判。
ツルツル素材が苦手な方やカーペットのような防音マットが欲しい方に人気のアイテム
箱から出して並べるだけで設置が完了する超お手軽便利アイテムです。
防ダニ・断熱などの効果があり、部屋の形状を選ばず引越ししても使えるので、賃貸暮らしにはおすすめです。
お値段は高めですが、コスパと評判の良い防音マット
【賃貸の防音対策②】防音パネルを壁に貼る
壁からの騒音を守ることができる「防音パネル」
オンラインゲームやテレワークなどで話す機会が多い人にもおすすめです。
また、近隣の生活騒音(扉の開け閉めの音やテレビ音など)にも効果と言われています。
特に人気が高いのがYOPIN 吸音材
両面テープで簡単に壁に装着することができる防音パネルです。
厚みがあるほど防音に優れています。
下記の遮音シートも合わせて人気のアイテムです。
【賃貸の防音対策③】防音カーテン・遮音カーテンにする
防音カーテンにすることで、外からの音を軽減する効果が期待されます。
そして、次に引っ越すときは絶対にこのカーテンを買う!と決めているくらい口コミ・評判の良いのがこちらの防音カーテン
コスパもすごい!
- 豊富なカラーバリエーション
- 遮光度99.99%以上 ※外からの光をほとんど通さないレベルの遮光率
- 100%ポリエステル、厚地の生地
- 柔らかくツルッとした手触りでマットな質感
- 1級遮光・遮熱・保温・防音の高機能の生地
遮光カーテンは生地が高密度のため、熱や冷気を通しにくいことも大きなメリットです。
夏は部屋の室温上昇、冬は室温低下を防ぎ、冷暖房効率がアップ!
防音対策はもちろん、電気代の節約にも効果がありそうだね
【賃貸の防音対策④】ドアや窓のスキマに遮音テープを貼る
ドアや窓のスキマからの騒音には、スキマテープや遮音テープがおすすめです。
スキマテープは防音対策はもちろん、寒い冬のスキマ風への対策にも効果的!
玄関ドアの下・窓・部屋ドアのスキマなどに設置すると良いですよ。
100均にも売っているので、手軽に試すことができます
【賃貸の防音対策⑤】二重窓・壁・床にする
賃貸でもDIYで二重窓や壁にすることはできます。
DIYが好きな方は、自分で防音対策ができるのでおすすめです。
ただし、退去するときは原状回復が必須なので、入居時同様に戻して退去しましょう。
賃貸におすすめの簡易二重窓アイテム
サイズが豊富なので、賃貸物件の窓に合わせて簡単に設置することが可能です。
また、防音対策だけでなく、すきま風や断熱にも効果が期待できます。
設置のときはマスキングテープでの養生を忘れずに!
【賃貸の防音対策⑥】スリッパを履く
正直、スリッパの「パタパタ」という音ですら騒音に感じてしまうこともありますが、素足の「ドンドン」「バタバタ」よりは防音対策になります。
個人的におすすめで愛用しているのが「バブーシュスリッパ」
【賃貸の防音対策⑦】家具や家電の配置を考える
賃貸のブウオン対策として、家具や家電の配置を変えることでも効果を感じられます。
例えば、隣接している壁側にチェストや服などを置くことで、隣からの騒音対策になります。
賃貸物件を選ぶときのポイント
次に、騒音に悩まないための賃貸物件を選ぶときのポイントです。
これから賃貸物件を探し始める方は参考にしてみてください。
1階か最上階もしくは角部屋の賃貸物件を選ぶ
賃貸物件で1階や最上階、角部屋を選ぶことで騒音対策になります。
ただし、1階や最上階・角部屋にはメリットもありますが、防犯面やプライバシー、虫の侵入などのデメリットもあります。
他にも、最上階や角部屋だと夏は暑く冬は寒い、家賃が高めなどデメリットもあるので予算に合わせたお部屋を見つけましょう。
下の階への子供の足音が気になるなら1階もおすすめだよ
鉄筋コンクリート(RC造)の賃貸物件を選ぶ
鉄筋コンクリート造(RC造)の賃貸マンションは、遮音性に優れているのが特徴的です。
しかし、物件ごとにその性能には差があることも事実なので内見のときに確認しておきましょう。
分譲賃貸マンションの物件を選ぶ
賃貸用の物件は分譲と比べると、どうしてもサッシや壁材・床材などあらゆる部分の初期投資額(物件の建築費)を抑えたい理由から、低品質になってしまいます。
逆に、分譲マンションは性能にこだわった物件が多く、遮音性などの品質は高いです。
とはいえ、分譲マンションの賃貸物件はなかなか出会えないので、あったらラッキー♪な物件です。
二重窓の賃貸物件を選ぶ
内見のときに、二重窓の賃貸物件なのかチェックしておくのもいいでしょう。
特に線路や道路側に近い窓などは外からの騒音に悩まされます。
入居後、自分で騒音対策をすることもできますが、最初から二重窓の設備のある賃貸を選んでおくと楽です。
内見時に必ず防音性を確認する
今は、リモートで賃貸を選ぶ方も増えていますが、実際に内見できる場合はそのときに部屋の防音性を確認しておくと安心です。
部屋の防音性は簡単に確認できるので、入居後、騒音で後悔しないようチェックしておきましょう。
- 壁を叩く
- 低く詰まった音がしたら防音性が高い
- 部屋の中で手を叩く
- 音が響いたら防音性が高い
- オーナーや不動産会社に過去に騒音トラブルがないか聞く
賃貸物件選びに失敗しても自分で防音対策をしてトラブルを防ごう!まとめ
防犯対策をすることで、外からのストレスが緩和できるだけでなく、近隣住民へのトラブル防止にも繋がります。
もし、今住んでいる賃貸物件のマンションやアパートの騒音が気になっているなら、自分でできる防音対策をやってみると良いですよ。
それでは、一緒に快適な賃貸暮らしを過ごしましょう〜