100マス計算というのを聞いたことはありますか?
百ます計算の効果は?この記事では「実際に幼児期から100マス計算に取り組んだ息子の話」を題材に紹介しています
- 100マス計算は幼児からでもできるの?
- 100マス計算を幼児から始めた効果
- 百ます計算の効率的な始め方
結論から話すと、
→100マス計算は集中力が身に付き算数が好きになる。やって損はない!
わが子が幼児期から100マス計算をやって感じた「メリット・デメリット」
タブレット学習も良いですが、幼児期・小学生の間は“紙に書いて字に慣れる”ということも大事にして欲しいと考えています
この記事では、100マス計算の効率的なはじめ方やおすすめのドリルも紹介しています。
100マス計算の効果は?
100マス計算とは?
百ます計算とは
引用元:Wikipedia
縦10×横10のますの左と上にそれぞれ0から9の数字をランダムに並べそれぞれ交差する合計を記入する計算トレーニングである。朝日新聞のインタビューによると、昭和40年代に児童の発想により生まれ、昭和60年代に「百ます計算」と名づけられたという。
「百ます計算」とは縦10×横10のマスにそれぞれ0〜10の数字がランダムに配置され、それを足し算したりする計算方法です
答えを書くマスが100個あるから「100マス計算」と言われ、100マス計算だけではなく、初心者用の10マス計算などもあります
100マス計算の効果
実は、この「百マス計算」の効果に関しては賛否両論あります
最初にも話しましたが、100マス計算のメリット・デメリットは以下の通り
100マス計算のメリットは、
タイムを測り、ゲーム感覚で計算問題に取り組むことができて、子どもが楽しく数字に触れることができる。何度もやることで計算ミス・ケアレスミスの軽減につながります。
しかし、デメリットもあり、
単純な計算問題しかできないため、文章問題や応用力い対応できず、速さを求めることで字が雑になってしまう
100マス計算をさせることで「何を習得させたいか」が大事になってきますね。
例えば、常にキレイな字を書いて欲しいから(特に字を習いたての頃)100マス計算で字が乱れるならやらない。
ほかにも算数の時に字のキレイさは求めない。とにかく計算のスピードアップを求めたいなら百マス計算を日頃の学習に取り入れるといいでしょう
わが家は「100マス計算のときの字は汚くてもOK!」ということでやってるよ
幼児向け|100マス計算のやり方・効果的な方法
百ます計算をはじめたきっかけ
実は、わたし自身は100マス計算なんて子どもの時代にやった記憶はないんです…
わが子が百マス計算を始めたきっかけは幼稚園でやってきたことでした
わが子は転勤の関係でヨコミネ式の幼稚園へ途中入園
年中の頃くらいから「さくらんぼ計算(チェリー計算)」や「100マス計算」を毎日、幼稚園で取り組んでいました。
100マス計算をはじめて、子どもの集中力がアップ・良い手応えがあったので卒園後も継続しています
100マス計算をする前に出来ておくこと
100マス計算をする前に、まずは「足し算・引き算ができる」ということが必須です
小学高学年になり掛け算や割り算の勉強が済んだら、足し算・引き算以外にもチャレンジすると計算問題のスピードアップとケアレスミス対策にもなりますね
最初は少しずつから始めてみよう
最初は5マス計算くらいの簡単な計算問題からスタートしましょう
最初の頃は縦と横のマスを見て把握することが難しいようで、答えのマスがズレたりします
少しずつマスの数を増やして、百マス計算のやり方を身に着けることが大事です
慣れてきたら時間を測ってゲーム感覚でタイムチャレンジ!
計算に慣れ、百ます計算ができるようになったらゲーム感覚で時間を測ってみましょう!
その名も「100マス計算タイムチャレンジ」そのまんまですね。笑
子どもは単純で、まぁ1人で白熱しながら100マス計算に取り組んでくれます(笑)
親の私も少しオーバー気味に「すごいぞ!〇〇(名前)選手!1分で終わりそうだ!」と微妙にプレッシャーを与えながら100マス計算との戦いを見守っています
個人的に100マス計算の最終的な狙いは「計算のスピードアップとケアレスミス対策」
ストップウォッチを準備しておいて、毎回タイムの記入をしておくといいですよ。
簡単操作で見やすいパネルは子どもにも分かりやすくておすすめ↓
効果的な100マス計算の練習方法
何度も繰り返して問題を解くことが大切です
スピードアップもケアレスミスも1度では効果が出ません。
百ます計算の効果的な練習方法は「反復練習」です
何度も何度も繰り返しましょう。毎日の継続が効果的です
毎日、プリント2〜3枚準備して「これができたらテレビOK!」という制度を取り入れたら早くテレビを見たいのか、びっくりするくらい100マス計算が早くなりました(笑)
子どもの頃から100マス計算をやるメリットは?
集中力が身に付く
100マス計算をしているときは目つきが変わります(いい意味で)なんせ、時間も測ってますしダラダラしてられません。
問題を解くときだけではなく、宿題をするときの集中力・本を読む時の集中力ははっきり分かるくらい身に付きました。
ゲームへの集中力もアップしたのが誤算でしたが…笑
数字への苦手意識がなくなった
100マス計算ができるまで数字が苦手だったわが子。
実は、最初の頃、足し算は指を使ったり、紙に点を書いて答えるレベルで「きらい」意識が強かったんです
足し算・引き算の基礎を学び、5マス計算から少しずつ取り組んでいきましたが、もちろん最初の頃は間違いも多く気持ちも乗っていませんでした。THEやらされている感じ
反復練習をやり、どんどんスピードアップして間違いも少なくなってくると「タイムが縮んだことへの喜び・達成感や自信」がついてきました
算数の授業も「余裕〜めっちゃ簡単」と言うようになり、気づいたらいつのまにか苦手意識がなくなり算数が好きになっていました
算数の授業が好きになる
計算問題、数字への苦手意識がなくなったことで「算数の授業がすき」になっていました
しかし、100マス計算では文章問題や応用問題は通用しません
文章問題で「自分で式を作って、式に合わせた単位で答える」ここに苦戦しているようです。
それでも必死に理解しようと問題を解いているのは100マス計算で身についた集中力や達成感だと感じます
百ます計算のおすすめ教材・アプリ
100マス計算をしたいから、できるようになるためにわざわざ高い有料の教材を買う必要はありません。
しかし、やり方が分からない最初の頃は基本のドリルからはじめることをおすすめします
初心者・はじめての100マス計算におすすめ教材
100マス計算を始めてするなら、いきなり100マスから始めるのはおすすめしません
5マス→10マス→30マスと、どんどん段階を済ませていくことでやり方や計算のコツを掴むことができます
慣れてきたら、何度も繰り返し練習する徹底反復練習ドリル
何度も言いますが徹底反復が大事です!
100円ショップでも購入可能!100マス計算ドリル
先ほどの基本の100マスドリルで「基礎」が身についたら反復練習用に市販のドリルを使いましょう
ただ、100円ショップの100マス計算ドリルは練習問題が少なく上級者向けの内容なので、初心者にはおすすめしません
無料で印刷できる「ちびむすドリル」
100マス計算の無料問題が印刷できるおすすめのサイト【ちびむすドリル】
「ちびむすドリル」の最大のメリットは無料で印刷できること!
おうちにプリンターがあれば計算ドリルだけでなく、漢字の問題や社会・理科・英語など様々なプリントが印刷できます
夏休みや冬休みの自宅学習にもかなり活用できます
ちびむすドリルのデメリットは、コピー用紙とインクが大量に消費するところですが…
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100マス計算の効果は?効率的なまとめ
いかがでしたか?
個人的に100マス計算はやっておいた方がいいと感じます。
理由は
→百マス計算をするメリットが多いから
100マス計算のメリット・デメリット
毎日の繰り返し・自宅学習のクセをつけることで、おうちで勉強することが身に付きます
百ます計算は夏休みや冬休みなどの長期休みのとき、自宅学習にもおすすめです♪
最後まで、読んでいただきありがとうございます〜