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接続詞をマスターするだけで驚くほど文章が読みやすくなる!接続詞の種類と正しい使い方について

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文章を書くときはもちろん、話すときにも何気なく使っている接続詞(せつぞくし)

今回は、文章で書くときの「正しい接続詞の使い方」について紹介していきます

接続詞を簡単に説明すると、しかし、すると、なぜならのように、文節と文節を繋ぐ役割の単語です

接続詞を上手く使うことで、リズムよく読みやすい文章ができます

しかし、使いすぎや使ってはいけない接続詞があることを覚えておくことも必要です

あさよ

読者へ読みやすく、文章の内容をスムーズに理解してもらうために、接続詞の使い方を身につけておくと良いですね♪

それでは、さっそく読みやすい文章を書くために、正しい接続詞の使い方をマスターしていきましょう!

目次

接続詞とは?

接続詞(せつぞくし)とは、文と文の前後をつなぐ単語のことです

また、接続詞は文節と文節をつなぐため、文の先頭や句読点のあとにくることが多いのが特徴です

接続詞の正しい使い方を覚えるだけで、リズムよく読みやすい文章へとつながります

では、接続詞の種類と使い方(例文)について紹介していきましょう

接続詞の種類と解説・例文

順接

前の事柄を原因・理由として、当然の結果をあとに続けるときに使う接続詞

point
  • それで、だから、したがって、だから、すると、そこで、その結果

雨が降った。だから、地面が濡れている。

逆接

前の内容と逆・予想外の結果をあとに続けるときに使う接続詞

point
  • しかし、だが、でも、とはいえ、ところが、なのに、にもかかわらず
  • 英語で「but」の意味のイメージ

ダイエットをはじめた。しかし、思うように痩せない。
たくさん勉強をした。だが、試験に落ちた。

添加・並立

前の内容に他の内容を付け加えたり、補足的な内容が続けられるときに使う接続詞

point
  • しかも、そして、加えて、そればかりか、そのうえ、また、かつ、ならびに、および
  • 英語で「and」の意味のイメージ

雨が降る。しかも、風も強くなるそうだ。
価格が安い。加えて、便利な道具だ。

対比・選択

文の前と後の内容が対比関係、または選択関係にあるときに使う接続詞

point
  • 逆に、むしろ、一方、反対に、反面、または、あるいは、それとも、もしくは

返信方法は、メールまたは、電話でお願いします。

言換

前の内容を言い換えて書くときに使う接続詞

point
  • つまり、要するに、すなわち、言い換えると

駅近物件の空きが少ない。つまり、人気物件ということだ。

説明・補足

前の内容について説明を書いたり、内容を補ったりするときに使う接続詞

point
  • なぜなら、なぜかと言うと、というのは、その理由は、だって、なお、ただ、ただし、ちなみに、もっとも、そもそも、

行列の店だ。なぜなら、人気だから。
予約不要です。ただし、お一人様3個まで限定

例示

前の内容についての例を指すときに使う接続詞

point
  • たとえば、具体的に、実際に、一般的に、なかでも

日本食は世界でも人気です。たとえば、寿司やラーメンなど。

転換

前の内容と話題を変えるときに使う接続詞

point
  • ところで、さて、次に、では、それでは、

〜のことがわかりました。次に、〇〇について解説していきましょう。
今日は楽しかったね。ところで、夕飯どうする?

接続詞を使うときのポイント3つ

不要な接続詞を削ることで読みやすさアップ

接続詞を使いすぎるとかえって読みづらい文章になってしまいます。

接続詞を使いすぎて、文章が読みにくくリズムが悪いと感じたら思い切って削りましょう

:わたしはライティングの勉強をはじめました。
そこで、まずは本を買いました。
しかし、まだ読めていません。
なぜならば、忙しいからです。

:わたしはライティングの勉強をはじめるために本を買いました。
しかし、忙しくてまだ読めていません。

「だから、そして、また、それから」など、無くても意味が通る接続詞は削ってOK

接続詞を使うべきところを狙って使う

接続詞の使いすぎはNG!文章のつながりやリズムが悪くなることが分かったと思います。

しかし、逆接の接続詞については「削ると意味が通じなくなる」ので、削らずに使いましょう

話の流れが反転する逆接の接続詞「しかし、ところが、だが、とはいえ、でも」を削ると文章の意味が通じなくなるので、しっかり使いましょう

接続詞のあとに必要な読点は忘れずに

文と文を繋ぐ接続詞のあとには読点「、」を打つことで、接続詞が際立ちます

接続詞と読点は、セットで使うとより文章にメリハリが付き効果的です ※全ての接続詞とは限りません

使ってはいけない話し言葉の接続詞には注意

ここで記す、使ってはいけない接続詞とは「ビジネス文書・レポート・小論文」などで使う場合の接続詞です

point
  • なので、だから、でも、だって、ので、あと、

上記の接続詞は、話し言葉に使う接続詞なので文章を書くときには使いません

「だから」は話し言葉の接続詞

電話があった。だから、上司に報告をした。

:電話があったので、上司に報告をした。
電話があった。そのため、上司に報告をした。

話し言葉と書き言葉の正しい使い方は、後日、紹介予定です

関連 話し言葉と書き言葉のちがいは?正しい使い方で失礼のない文章を書こう【一覧表あり】

接続詞に関するFAQ

接続詞と接続語は同じ?

接続詞と接続語は似ているようで違います

  • 接続詞は品詞(動詞・形容詞・名詞)
  • 接続後は文の成分(主語・述語・修飾語)

また、接続詞は単独(1単語扱い)で接続語は文節で扱います

簡単に説明すると、接続語の中に接続詞や接続助詞が含まれるというイメージです

接続詞について【一覧表】

上記で説明した接続詞の種類や意味・接続詞を一覧表にまとめています

文章を書くときに、どの接続詞を使えばいいか迷ったときに活用してください

接続詞【一覧表】

スクロールできます
種類意味接続詞
順接前の事柄を原因・理由として結果があとにくるそれで、だから、したがって、だから、すると、
そこで、その結果、以上のことから、もしも、仮に、
逆接前の内容と逆の結果があとにくるしかし、だが、でも、とはいえ、
ところが、なのに、にもかかわらず、
添加前の内容に他の内容を付け加えるしかも、そして、加えて、そればかりか、そのうえ
並立文の前と後の内容が並ぶような関係また、かつ、ならびに、および
対比文の前と後の内容が対比関係にある逆に、むしろ、一方、反対に、反面
選択文の前と後の内容が選択関係にあるまたは、あるいは、それとも、もしくは
言換前の内容を言い換えて書くつまり、要するに、すなわち、言い換えると
説明前の内容について説明を書くなぜなら、なぜかと言うと、
というのは、その理由は、だって
補足前の内容に付け足すなお、ただ、ただし、ちなみに、もっとも、そもそも、
例示前の内容についての例を指すたとえば、具体的に、実際に、一般的に、なかでも
転換話題を変えるところで、さて、次に、では、それでは、
あさよ

使い方の例文を見たいときは種類をクリックするとジャンプするよ♪

接続詞を正しく使ってリズムの良い文章を書こう!まとめ

何気なく使っていた接続詞ですが、接続詞を使いすぎるとかえって読みづらい文章になることもあります

削れる接続詞を断捨離して、スッキリさせることも必要です

また、話し言葉の接続詞は文章を書くときには向いていません。

文章を書くときに、話し言葉の接続詞は使わない。または、書き言葉の接続詞へ変換することを頭に入れておきましょう

接続詞は、文と文をつなぎ文章の前後関係を示す単語です。接続詞を正しく使って、リズムよく読みやすい文章を目指しましょう

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